LIFE IS AN ART

30代からカナダ留学中。映画・アニメ・海外生活・仕事、人生を豊かに過ごす

【カナダ留学】他人に興味がある日本人・他人にあんまり興味ないカナダの人々

 

こんにちは!

最近カナダの会社でインターンしてて、

カナダでの人の関わり方がなんとな〜〜〜く、

ちょこっとだけわかってきたのでまとめてみたいと思います🙌

 

いちがいにこれが「カナダだ!!」「日本だ!!」

言いたいわけではなく、

あくまでわたしの関わってきた環境の世界の中でのお話しなので

そこらへんご留意くださいませ。

 

日本の企業で働いていた時に感じていたこと

 

とにかく日本の会社員時代は

人と人の距離が近いし、

みんなまわりのことめっちゃ干渉してきたり、

すごい人のこと興味なさそうな顔してめっちゃ

聞いたり見てるんだな〜って思っていた。

 

それが不思議で不思議でたまらなかった。

それと同時にストレスでもあったのです。

 

わたしは会社員時代、メーカーの営業で

銀座で働いていたのだけど・・・

男性が9割だったのだけど、

おじさんってみんな辛そうだなって思っていた。

 

理由は会社に来たら毎日上に気を遣って、

朝の電車では顔に生気がなくて、

乗り換えの時にはイラついて、ぶつかったりするとキレ散らかす。

(会社の人だけじゃなくてね)

 

朝も就業時間は9時からなのに、

朝7時から来て、仕事をする。

会議中には社長のどなり声が聞こえたり、

ちょっと質問しただけで「忙しいから手短にしてくれます?」っていう

顔に苛立ちをたたえて目をこちらにも向けない中間管理職。

 

日本のおじさん〜〜〜〜めっちゃストレスだらけ〜〜〜〜!!

 

わたしは総合職で入った会社だったし、

海外に工場がある会社でいずれは海外営業として

バリバリ海外またにかけて仕事するぞっってわりと

ポジティブな人だったので、そんな環境を見て、

だんだんと「こんな人たちと定年まで働きたくないな」って思っちゃった。

 

みんな生きてて余裕がないんだな〜。

 

ってすごく思っていた。

仕事のストレスを若い人をいびることで発散させる人とか、

地方の工場では会社への不満を人をいじめることでしか解消出来ない

おばさんたちもいて、みんな精神年齢低いな・・・ってずっと疑問だった。

 

そんなん仕事頑張って、仕事で改善すればいいのに。

って思っていたけど、やっぱり工場に赴任したら赴任したで、

工場採用の子やおじさんたちは、

変わらない現状長い間の不満が溜まってて、

本社の方針によってがらっと変わる仕事や押し付け仕事に疲弊してたし、

これ以上頑張ろうって気持ちが削がれているんだろうなっていうのも

目の当たりにしていたから、

やっぱり人の噂話とか、イライラを誰かにぶつけて発散するってやり方が

一番楽で現実から目を逸らすのにいいんだろうな・・・って

辞めた今なら思うけど。

 

それって日本社会ど〜なの?って思うわけです。

 

実際に会社の人に言われた嬉しい言葉もあったよ!

でもえ?そんなことどーでもよくない?ってことを言ってくる人が多すぎて、

疲れていたのも事実・・・。笑

 

例えば

 

・退勤時にポットのコードを抜くのを忘れて、

延々と陰口を言い続ける内勤のおばさん・・・。

(電源じゃなくてコードでそんなぐちぐち言えるってすごい。)

 

・食堂で出たさんまをわたしがうまく食べられなくて

「親に教えてもらわなかったの?」とわざわざ意味のわからないマウントを取るおじさん。笑

 

・客先との間でトラブルがあり、そのトラブルの報告を次の日に上司とするアポイントを取っていたのに、どうしても腹の虫が治らず、話たいから来て!!と往復2時間呼びつけて、2時間延々と若い女性社員(私)説教する顧客のおじさん

 

・現場で人手不足が発生して、会社の規定では禁止されている新入社員の残業を2ヶ月くらいただでさせられて(時には休日出勤をしたし、先輩や上司も誰も手伝ってくれる人はいなかった。)それを工場の管理職の部長に「おかしい」と抗議したら、「あなたの言っていることは何ひとつ間違っていません」と謎に開き直りをしてきたおじさん部長。笑

 

・東京の電車では痴漢を何回かさせられた・・・。(おじさん)

 

・人の恋愛事情を聞くのが大好き、女子会で毎回同じ会話をするのが大好きなアラサー女子たち、婚活をいう言葉をよく使い、流行に敏感でそれにそれると迫害対象になってしまう

 

みんな、すごくまわりに興味があるなと思うのです。

 

でもこれは人が悪いというより、

社会の問題なのかな?

東京でも地方でもあんまり変わらないんだなって気づいたから。

 

あとはまわりの話を聞いてても、

やっぱりどこの会社のこういうことはあるんだな〜(ないところもあると思う)と

知ったことが大きな気づきだった。

 

こっちにきて気づいたのは、

日本にすごく憧れを持つカナダの人が多くて、

日本社会の素晴らしさやいいところをたくさん力説してくれる

カナダの人が多い一方で、

 

実際に日本で働いてて、

日本社会を支えている人たちが救われなくて

悲しい思いやいつも疲れてて、

疲弊している姿なのってちょっと悲しい。

 

もちろんみんながみんなそうじゃないけど。

 

だからこそ、日本ももっと労働者の人たちが

楽しくストレスをすくなく過ごせるようになったらいいのに。

 

カナダに来て思ったこと

 

ちなみにカナダに来て思ったことは、

みんなさっぱりしてるな〜って感じ。

 

人当たりはいいけど、

ミスに対してはけっこうドライというか・・・

例えば仕事で実績出せなかったらスパッと切る判断力があるし、

 

でも頑張っていたら最初はまったく興味持たれなかったけど、

信頼されて色々任されるようになったり、

優しくなるってパターンがわりとあって、

人との距離の線引きができてるんだなって思うところが楽だなと思う。

 

あとは過度に人に干渉しすぎないのでそこも楽。

 

でも基本的な人間性?けっこうみなさん自立してて、

モラルがあるというか・・・

 

例えば知らない人でも困っていたら助けてくれたり、

ドアを開けてくれたり、リュックが空いてたら「リュック空いてるよ〜」って

教えてくれる人がいたり、

 

基本的に成熟している人が多いと思う・・・。

 

日本だと、

けっこうおじさんでも飲みの場でベロベロによって、

泣いたり暴言吐いたり、倫理観の欠如を感じられる場面があったんだけど、

 

多様な文化背景を持っていたり、

実力主義の世界だからか自立している人が多い印象。

倫理観もしっかりベースが明確化されているというか。

 

だから人に期待しすぎない、

バウンダリーが引けてるって感じなのだろうか・・・。

 

でもこれも半年そこらしかまだ過ごしていない自分の感想なので

まだまだ見えていないところはありそう。笑

 

でもカナダに来て日本で悩んでいたものごとに

悩まなくなったからめっちゃ生きやすくなったなと思うことは多いのです。