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まさかの!?バチカン奇跡調査官がリアルに!?

 

こんにちは!!

大好きな小説の一つに「バチカン奇跡調査官」(藤木稟著)という作品があるのですが。

アニメは酷かった・・・

 

2023年4月のニュースでなんと

バチカンが世界各地の聖母マリア出現について

その現象を研究するための観測所を設立したそうです!!

 

もー、バチ官ファンからしたら

「え!?リアルバチ官じゃない!!」って興奮っぷり。

4月の朝方のほんの5分も満たないニュースだったんだけど

私は心が躍りました。

 

バチカン奇跡調査官シリーズとは

角川ホラー文庫から出ている長編小説。

あらすじは下

(カドブンより引用:https://kadobun.jp/character-novels/character-novels-series/vatican/

 

天才科学者の平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。二人は良き相棒にして、バチカン所属の『奇跡調査官』──世界中の奇跡の真偽を調査し判別する、秘密調査官だ。修道院と、併設する良家の子息ばかりを集めた寄宿学校でおきた『奇跡』の調査のため、現地に飛んだ二人。聖痕を浮かべる生徒や涙を流すマリア像など不思議な現象が二人を襲うが、さらに奇怪な連続殺人が発生し──。天才神父コンビの事件簿、開幕!

 

バチ官好きな偏見オタクから要約させてもらうと
 
イタリア人言語学者文系イケメン神父×天才科学者麗しの日本美人神父
恋愛小説冒険譚&ミステリー的な・・・(雑、冗談です。笑)
 
ミステリー小説としてはハリウッドで映画化してほしいくらい緻密に作られていて、
読んでて飽きのこないストーリーやリアルさは本当に毎回ドキドキさせられる。
主人公二人の精錬さ、誠実さとは裏腹にこの世の闇と悪党と謎を詰め込んだような
殺人事件はどうやったら思いつくのだろうか・・・。
と思うくらいの壮大さとスリルが味わえます。
 
この世界は謎に包まれているんだな〜とか世界は広いな〜とか、
そんな気分にさせてくれる。
 
そして毎度美麗な表紙は私が大好きなTHORES柴本先生。
同じく宗教的なお話・ローマが舞台のトリブラの絵を描かれておる。
6年前くらいに銀座で個展を開かれていて、
バチ官の本にサイン描いてもらった、大好きな作品・思い出・・・・。
 
そんなバチ官の小説を読んでいると
これってリアルにあってもおかしくないよね?
これって本当のお話なのかな?
 
ってワクワクしていたのですが。
まさか!!現実になるとは!!
 

観測所の目的とは

したはexciteュースの引用ですが
観測所の目的は、「涙を流すマリア像」など、半ば都市伝説のように語られる”聖母マリア現象”を調査し、その実在を裏付ける具体的証拠を集めることであるという。

聖母マリア現象を本格的に検証するための観測所 国際マリアン・アカデミーの会長ステファの・チェンキン神父は、「教会の教え、関連当局、ローマ教皇庁の規範に則りつつ、こうした出来事の研究・認証・開示に対する具体的な裏付けを用意する」ことが狙いだと、『National Catholic Reporter』に語っている。

 そうした中には真偽定かならぬ怪しいものや、犯罪的な詐欺である可能性を否定できないものもある。
 

 

ほお。
過去にはマリア様の奇跡の名を語って、血の涙が豚の血だった詐欺があったりしたそうで。
やっぱりその証拠をしっかり調査することが大事ってことなんですね〜。
 

実際に奇跡と認められているものはあるのか?

ローマカトリック教会公認の3大奇跡があるそうで、とても大切で重要な場所。
それがメキシコの「グアダルー」、フランス「ルルド」、ポルトガルの「ファティマ」!
 
これも気になる!!
そしてバチ官ファンであればこれはあの話に出てきた!!とピンとくるものもあるはず。
 
ポルトガル「ファティマ大聖堂」
 
第一次世界大戦中に子供達の前に聖母が現れて、3つの預言をした。
死後の世界のこと、大戦争終結と勃発、最後は秘密の預言。
聖母は地獄は実際にあり、現世で回心しないと
人々は地獄を経験をすると地獄の様子を見せたり、
第一次世界大戦中の時代に人々が罪と悔い改めないと
もっと酷い戦争が起こり人々は苦しむことを伝えた。
最後の予言は1960年代まで秘密しておくよう厳しく言われ詳しい内容は不明のよう。
 
聖母は子供たちの前だけでなく大勢の群衆の前にも現れ奇跡を見せた。
聖堂を建てることを望み、
雨だった天気を変えて太陽が回転したり急降下してその熱で大勢の濡れた群衆の服を乾かした。
 
・スペイン「グアダルーペの聖母」
 
ファンディエゴという先住民の前に聖母が現れた。
その聖母はディエゴに聖堂を建てるよういい、叔父の病気を治癒させた。
司教はディエゴの話を信じず奇跡の証明を依頼し、
聖母はディエゴへテペヤックの丘に咲いている花を摘むように言う、
ディエゴが丘に行くとその季節には咲いているはずのないバラが咲いていた。
マントにバラを包んで司教に見せるとマントには聖母の姿が映し出されていた。
その奇跡を見て司教は聖堂を建てた。
 
ルルドの泉
 
フランスの14歳の少女の前に聖母マリアが現れ聖堂を建てるように伝える、
それを少女は教会関係者は不審に思うが、
読み書きもできなかった少女が聖母マリアから言われた
知るはずもないラテン語を知っていたことから信じるようになる。
 
そこから聖母マリアは何度か彼女の前へ姿を現し
泉の水を飲むように言う、実際の水は泥水だったが
清らかな水になり飲めるようになった。
少女によって発見された水を飲んだり触れることにより
病気の人々が説明不可能な奇跡的治癒したことが始まり。
 

感想

 
聖母の奇跡ってスケールが違うんだなと思いました。
あととても興味ぶかいな〜って感じたのが
グアダルーペの聖母は褐色だったり
その土地に根付いていることもすごい。
 
聖堂とか教会とか海外旅行に行ったら必ず行くので
5年以内に行きたいな。
最近は南米に興味があってメキシコとかにも行ってみたい。
世界には知らないことがたくさんあってワクワクするなって
この記事を更新してて感じました☺️
 
宗教の話って歴史も深いし情報量も多いから
すっごく興味があったりワクワクしても
どこから調べたらいいんだろう?って尻込みしてしまって結局よくわからなかった・・・
みたいな事象が私はあったんですが
実際の奇跡のお話しや小説を読んだりみたりするのも
ワクワクを紐解く一つのきっかけになるよねって思って更新してみました。